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用語の解説

本サイトにて、掲載されている河川の用語、一般的によく使われている用語について、紹介させて頂きます。

<河川の水位に関すること>
1.水位(すいい)とは?
2.計画高水位(けいかくこうすいい)とは?
3.はん濫危険水位(はんらんきけんすいい)とは?
4.避難判断水位(ひなんはんだんすいい)とは?
5.はん濫注意水位(はんらんちゅういすいい)とは?
6.水防団待機水位(すいぼうだんたいきすいい)とは?
7.洪水(こうずい)とは?

<雨に関すること>
8.雨量(うりょう)とは?
9.累加雨量(るいかうりょう)とは?
10.流域平均雨量(りゅういきへいきんうりょう)とは?

<ダムに関すること>
11.貯水位(ちょすいい)とは?
12.流入量(りゅうにゅうりょう)とは?
13.総放流量(そうほうりゅうりょう)とは?
14.有効貯水率(ゆうこうちょすいりつ)とは?

詳細

1.水位(すいい)とは?
水位は、河川などの水面の位置を観測所ごとに設定した基準面からの高さで表した値のことです。(一般に用いられる標高とは異なります。)
水位とは?

2.計画高水位(けいかくこうすいい)とは?
河川の計画を立てる時の基本となる水位のことです。川の堤防工事などの基準で、堤防が完成した後には、その堤防が耐えられる最高の水位です。

3.はん濫危険水位(はんらんきけんすいい)とは?
洪水により破堤等の災害や浸水被害の恐れがある水位のことです。はん濫危険水位に達する恐れがある場合には、水防団、関係行政機関および放送機関・新聞社等の協力を得て地域住民の方々へはん濫危険情報を発表します。

4.避難判断水位(ひなんはんだんすいい)とは?
洪水による災害の発生を特に警戒すべき水位で、避難勧告発令の目安となる水位のことです。

5.はん濫注意水位(はんらんちゅういすいい)とは?
洪水に際し、水防活動の目安となる水位のことです。はん濫注意水位に達し、なお上昇の恐れがある場合、水防団による堤防の巡視など、水防活動を行います。

6.水防団待機水位(すいぼうだんたいきすいい)とは?
洪水に際し、水防活動の準備を行う目安となる水位のことです。水防団待機水位に達すると、水防団は出動人員の配置や機材の準備を行います。

7.洪水(こうずい)とは?
台風や前線によって流域に大雨が降った場合、その水は河道に集まり、川を流れる水の量が急激に増大します。このような現象を洪水と呼びます。一般には川から水があふれ、氾濫(はんらん)することを洪水と呼びますが、河川管理上は氾濫を伴わなくても洪水と呼びます。

8.雨量(うりょう)とは?
降水量の強さを表しています。一般に、時間雨量○○mmというのは、1時間に降った雨の量のことです。

9.累加雨量(るいかうりょう)とは?
本サイトの河川情報で用いる累加雨量とは、降り始めからの降雨量の累計を示します。ただし、5時間連続まで時間雨量が0mmの場合クリアされます。

10.流域平均雨量(りゅういきへいきんうりょう)とは?
降り始めから現在までに降った合計の雨量のことです。各時間に降った流域平均時間雨量を合計した量となります。雨量の大きさを表します。一般に、時間雨量○○mmというのは、1時間に降った雨の量のことです。

11.貯水位(ちょすいい)とは?
ダムの水面の高さを標高(EL)で表記したものです。

12.流入量(りゅうにゅうりょう)とは?
ダムに流れ込む水の量のことです。通常は1秒間に流れ込む水の体積で表します。単位は、m3/sです。

13.総放流量(そうほうりゅうりょう)とは?
ダムに流れ込んだ水、あるいはダムに貯めていた水をダムから下流にゲート等を使用して流す水の量のことをいいます。単位は、m3/sです。1m3/sとは、1秒間に1m3の水が流れることをいいます。

14.有効貯水率(ゆうこうちょすいりつ)とは?
ダムの総貯水容量から堆砂容量を除いた容量を有効貯水容量といい、それを100%としたときの貯水量の比率のことです。

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国土交通省
那賀川河川事務所